加藤浩次さんだったら
山本圭壱さんがいなくても
ピンでも十分やっていけそう。
正直、そう思ったことありません?
実際、加藤さんと山本さんの
極楽とんぼ再始動には…
「山本圭壱を復帰させるなんて
やっぱり芸能界は甘い…」
「加藤浩次と山本圭壱の
極楽とんぼに今さら需要ある?」
「山本圭壱がまた問題起こして
加藤浩次がスッキリで
また号泣謝罪するに一票」
こんな辛辣な意見が
てんこ盛りなのです^^;
その一方で、加藤浩次さんが
山本圭壱さんの復帰を
熱望する理由について
「コンビ愛に決まってるでしょーが!」
そんな風に仰る方もいますが
私はそれだけじゃないと思うんです。
加藤浩次さんには
山本圭壱さんと活動再始動する
メリットがちゃんとあるのではないか。
そう思うんですよね。
>>加藤浩次が山本圭壱と極楽とんぼ活動再開を熱望したコンビ愛以外の理由
というのも、極楽とんぼの芸風は
もともと万人受けするとは言い難い^^;
特に女性ウケはイマイチです。
コンビとしてはそれでよくても
ピンの加藤浩次さんには
それは非常にマズいですよね。
だって、MCをしているスッキリ!!の
メイン視聴者層は主婦ですから。
しかも、情報番組という性質上
「笑い」に走り過ぎるのはご法度。
そうすると極楽とんぼの
狂犬・加藤浩次さんのファンは
面白くない・物足りないと感じます。
狂犬どころか忠犬ですもんね。笑
一方、手加減しているつもりでも
ファン以外から見れば
「大したコメントもできないくせに
何か偉そうでムカつく」
と思う人もいるんです^^;
特にスッキリ!!が始まって数年は
あまり独自のコメントもできず
他のコメンテーターに
「◯◯さん、どうですか?」
と振る姿が目立っていたので
批判も多かったようですしね。
独自コメントができりゃいいってもんでもないか… |
とはいっても、
これはあくまでピンの仕事で
加藤さんは使い分けていたというか…
ピンとコンビの両輪で
うまくバランスが取れていた
と思うんですよね。
極楽とんぼ加藤浩次としては
ケンカ芸・キレ芸の笑いを追求する。
MC加藤浩次としては
情報番組を仕切るスキルを上げる。
こういう両輪走行です。
ところが山本さんの不祥事で
極楽とんぼは事実上活動停止。
片輪走行になっちゃった、と。
確かに、年数を経てMCも板につき
片輪走行にも安定感が出てきました。
もちろん、加藤浩次さん自身が
スッキリ!!のために全国紙や
スポーツ紙のすべてに目を通す等
努力されてる結果なんでしょう。
ただ、芸人としてみたときに
この片輪走行がどうなのか。
山本圭壱さんが復帰できないと
極楽とんぼとしてケンカ芸を
見せる機会があまりありませんよね。
唯一、めちゃイケで見せる
加藤さん一人のキレ芸ぐらい?
でもやっぱり以前とは違う。
言ってみたら
「芸人として帰る場所」が無い。
そういう状況では?
「芸人にこだわらなくたって
MCで安定してるならいいじゃん」
はい、そうですよね。
番組が続く限り
MCを続けられる限りは
それでもいいかもしれませんが…
そんな保証はありません。
もしスッキリ!!が
終わっちゃったら?
スッキリ!!は終わらなくても、
MCやコメンテーターを一新する
リニューアルがあったら?
加藤浩次さん自身に非がなくても
可能性はありますよね。
加藤浩次さんには常に
そういう危機感があったのでは
ないかと思うんです。
現状、スッキリ!!だけでなく
「がっちりマンデー!!」(TBS)や
「スーパーサッカー」(TBS)などの
MCもされてはいますけど…
「終わっちゃったらどうしよう」
そういう気持ちが
あったんじゃないか、と。
そもそも加藤浩次さんが
スッキリ!!のMCを始めた頃は
まだ山本圭壱さんの不祥事の前。
たぶん「仕事の幅を広げる」つもりで
始めた仕事ではないでしょうか。
でも、あくまでベースは芸人。
「ケンカ芸なんて早く止めて
ゆくゆくはMCで食べていきたい」
とか、
「もう漫才やコントには
戻らない覚悟で
MC業を極めてやるッ!!」
とは思ってなかったでしょう。
俳優業にしても同じです。
つまり「極楽とんぼ」という
固定ファンの待つ帰る場所があっての
選択肢の1つに過ぎなかった。
加藤浩次さんのMC中心の現状は
結果的なものだと思うんです。
もし、MC業がうまくいかず
番組が終わってしまったり
番組から降ろされてしまっても、
「俺には極楽とんぼがある。
またイチから再スタートすればいい」
そう思えるのって
結構大きいと思うんですよね。
それが突然無くなってしまった。
いつでも帰れると思っていたのに
そうではなくなってしまった。
これは辛いですよ。。。
特に加藤浩次さん自身が
感じていたある認識も
崖っぷち感を強めたと思います。
それは…
「女性はちょっとパッと出たら
うわー!っとくるけど引くのも早い」
「男性のファンはずっと見てくれる」
という認識。
実際に加藤さん本人が以前
仰っていたことなんですよね。
確かにファンが離れないな… |
極楽とんぼの芸風は
まさに男性ウケするもので
固定ファンも男性が中心。
極楽とんぼの男性ファンは
「裏切らない」。
一方、スッキリ!!視聴者の
メイン視聴者は主婦層です。
いくら加藤さんのMCぶりが
オバちゃんに一時的にウケても
「残らない」。
そういう認識もあって
男性ファンの多い極楽とんぼを
完全に消してしまうことには
抵抗があったのではないでしょうか。
だからたとえ可能性は低くても
山本圭壱さんの復帰を熱望した、と。
とはいえ…
山本圭壱さんの復帰は
「リスクしかない」
と断言する人もいますね。笑
また同じようなことを
するんじゃないの?
こういう疑いの目を
今度の活動で取り除くのは
大変なことだと思います。
実際、復帰と言っても現状は…
「極楽とんぼ
オレたちちょこっとやってまーす!」
(MBSラジオ)
「極楽とんぼ KAKERU TV」
(Ameba TV)
というラジオやネット番組のみ。
未だに視聴者の拒否反応が強い
地上波のテレビ番組への出演が
難しいのはわかります。
さらにいえば。。。
前回の不祥事の時には
お蔵入りになったり撮り直した
番組や作品がありました。
さて、代役は誰でしょう? |
その損害は大きかったハズ。
このご時世にそういう人物を
積極的に起用したいと思う人は
なかなかいないでしょうねぇ…
そんなわけで、今後の極楽とんぼは
どちらかというと
割と地味で細々とした活動
が中心になっていくと思います。
そこは加藤浩次さんも
わかっておられるハズ。
地味ではあっても芸人として
「帰る場所」があることが
大事なのかもしれません。
その心情はわからなくもない。
…ホント地味なだけなら
いいんですけどね^^;
なんか不安を払拭しきれない。笑
この10年の間に
山本圭壱さんが結婚でもしてれば
もう少し印象も違ったかも?
ま、リスクは多少あっても、
稼げる仕事はMCで
やりたい仕事は極楽とんぼで
という両輪が加藤さんの
理想なのかもしれません。
そういう両輪にプラスして
俳優業ももっとやればいいのに、と
個人的には思います。
私、役者としての加藤浩次さん、
結構好きなんです^^
2006年「クロサギ」での
名優・山崎努さんとの掛け合いは
意外なほど迫力がありました。
…正直、主演の山Pこと
山下智久さんよりも上手かったかな?笑
2012年NHK大河ドラマ
「平清盛」の兎丸役も
人間味溢れる演技がよかったし。
密かに期待しています!
え?山本圭壱さんも
結構演技が上手いって?
…うーん(´ε`;)
ちょっと難しいでしょうね^^;
強いて言うなら…
大ヒット映画「黄泉がえり」が
地上波放送されるようになれば
期待できる…かも?笑